2020年6月7日日曜日

ウェブサイトは運用次第

ウェブサイトは大きく2つにわけられます。「静的なサイト」と「動的なサイト」です。この違いによってつくり方も大きく異なります。

<参考リンク>
ウェブデザインに必要な言語


静的サイト

主にhtml/css/Javascriptで構築されます。1ページごとにhtmlファイルを作成し、FTPアップローダーなどを利用して更新の度にサーバーにファイルをアップロードします。html/cssの基礎知識、またはDreamweaverなどのアプリケーションの知識や操作技術があれば更新は可能です。バックアップが容易でセキュリティ面も比較的強いですが、頻繁な更新や複数人での管理には向いていません。


動的サイト

クライアント(ウェブブラウザ)のリクエストに応じてphp/perl/rubyによりサーバサイドでhtmlが生成されます。データベースと連動してテンプレートに情報を流し込んで
ページを生成します。

CMS(コンテンツマネジメントシステム)

ウェブサイトを構成するコンテンツ(テキストや画像・動画など)を統合的かつ体系的に管理し、配信を行うシステムの総称。代表的なものとしてWordPressMovableTypeがあります。それ以外のCMSについては以下の参考リンクが役に立ちます。

<参考リンク>
意外と知らない?サイトの更新が便利なCMSまとめ15選 株式会社LIG(リグ)

導入と運用を分離して考えることができるというのも利点。導入と定期的なメンテナンスだけをウェブ制作会社などに依頼、普段の更新や修正などの運用は自社で行うことも可能です。

導入についてもテンプレートを利用すればウェブに関する知識がなくてもある程度可能で、htmlやcssの知識があれば多少デザイン的なカスタマイズもできます。それに加えて
php/perl/rubyなどの知識があれば、細部にいたるまでカスタムすることが可能です。


オウンドメディア(Owned Media)

直訳すると、所有している(オウンド)メディアで広義には自社で持っているコーポレートサイトやメールマガジン、広報パンフレットなども含まれますが、近年、オンラインマーケティングの観点から、積極的に自社で運営・情報発信を行うブログのようなサイトを
指すことが一般的です。より多くのユーザーに接触する機会を増やし、SEOの対策としても有効と考えられています。

<参考リンク>
5分で理解!オウンドメディアとは? コンテンツマーケ・SEOツール-MIERUCA(ミエルカ)